サウンドロゴについて

ABOUT SOUND LOGO

サウンドロゴについて

WHAT IS A SOUND LOGO?

サウンドロゴとは、その字のとおり、「音のロゴ」です。「映像+音」、もしくは「音」を使用した広告で使われます。“音”を聴いただけで、お店や商品の名前が思い浮かぶといった経験は誰しもがあるでしょう。

サウンドロゴは、ブランド(企業・商品・サービス)を、聴覚にアピールします。効果的なサウンドロゴは、ブランドがもつ独自性や哲学、イメージを即座に生活者の聴覚にアピールし、記憶させたり感情的な結びつきを強くします。

SOUND
VISUAL

視覚でブランドをアピールするのはロゴで、聴覚でアピールするものがサウンドロゴです。
耳から入る音は記憶や感情に結びつき、時として視覚情報よりも潜在意識に残ることがあります。

EXPANDING OPPORTUNITIES
FOR SOUND LOGO TO BE USED

EARS 360°
EYES 120°

サウンドロゴは、
全方位からキャッチできる。

視覚情報は、目線を向けたところしか見ることができません。しかし、音の情報は、目線を向けなくとも、情報をキャッチできます。サウンドロゴは、全方位からキャッチできるということが大きな魅力です。あたり前じゃないか?と、思われるかもしれません。しかし、このことは、サウンドロゴの大きな特徴と、ポテンシャルです。

WATCHING TV WHILE DOING OTHER THINGS

テレビの「ながら視聴」

テレビをつけながら、スマホをみたり、家事や食事をする「ながら視聴」。忙しい現代人にとって、このスタイルは当たり前のものになっています。
2020年の調査(※1)によると、全世代にわたっての「ながら視聴」の平均は、平日では4割強、休日では約1/3になるといいます。調査があるわけではありませんがこれが「テレビCM」の時間になると、ますます目線を外す人の割合が多くなるのではないかと予測ができます。
目線を外していても、聴覚にアピールできるサウンドロゴの役割は、ますます大きいものへとなるでしょう。

※1 出典:NHK 放送文化研究所「国民生活時間調査」

80% OF ALL MEDIA USE “SOUND”

全メディアの80%は「音」を使用している

上の図は、わたしたちの目と耳を使って楽しむメディアをまとめたものです。1日に触れるメディアの中で、「聴覚」を利用するメディアの割合は平日では約85%。休日では約78パーセントになるといいます。(※2)

これらの「聴覚」を使用するメディアは、スマートフォンの普及によって急激に拡大しました。iPhoneの誕生は2007年。つい10数年前のことです。音をとりまくメディアの環境はたった10年で激変しているのです。
かつては、新聞・雑誌・テレビ・ラジオが4大メディアだと言われていました。そのときは聴覚よりも視覚情報のほうが重要だったかもしれません。しかし今のメディア環境では、「音」はより重要になっていると言えるでしょう。

スマホ普及率

スマホ普及率

スマートフォンの普及率は、今では限りなく100 パーセントに近づこうとしています。
音を取り巻くメディア環境の変化は、たった10 年のことなのです。

※2 出典:
総務省情報通信政策研究所
「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
をもとに、当サイトが計算。

※3 出典:
【博報堂DYメディアパートナーズ
メディア環境研究所「メディア定点調査2021」】
をもとに当サイトがグラフを作成。

THE RAPIDLY GROWING
SOUND MEDIA MARKET

ポッドキャストなど音声メディアの市場は、いま、急速に伸びています。その理由のひとつが、スマートフォンや音声スピーカー、高性能ワイヤレスイヤホンなどの気軽に音を楽しめるデバイスが増えたことです。もうひとつの理由は、音声メディアは、自宅での仕事や家事をしながらといった“ながら” で楽しめることが現在の生活者のライフスタイルにマッチしていることです。
日本のデジタル音声広告市場は2020年の16億円から、2025年には26倍もの420億になるという推計もあります(※4)。サウンドロゴの役割と可能性はこれから先、さらに大きなものになると言えます。

デジタル音声広告市場規模推計・予測2019年-2015年

デジタル音声広告市場規模推計・予測2019年-2015年

多様化する音声コンテンツ

多様化する音声コンテンツ

※4 出典:デジタルインファクト調べ

THE FUTURE OF SOUND LOGO

サウンドロゴは昔からあるものですが、役割の大きさや、これからの可能性を考えると、見直されるべき存在だといえます。しかし、広告制作の現場では、サウンドロゴはまだまだ重要視されておらず、CMのたびに変更になったり、慌てて作られることが多いといった現実があります。それは、今ほど聴覚メディアが今のように多様化していなかった時代の「慣習」が残っているという側面もあるのだと思います。
サウンドロゴは、ブランドアイデンティティを体現した大切な存在です。サウンドロゴがビジュアルロゴと同じように、ブランドの根幹になる未来を目指し、私たちは、日本のサウンドロゴのクオリティと地位をあげてきます。

サウンドロゴの未来